うちの近くの小さな神社でお祭があった。本当に小さな神社でおみこしも、そして屋台もでる。
地元に属したお祭で、近所の人たちがたくさんやってくる。
小さな女の子がお母さんに留守番を頼まれたのか一人でかき氷の屋台にたっていた。
きちんとエプロンもして。
かき氷くださいっていったら少しドキドキした様子。
最後に小さな缶詰めに入ったみかんを上にのせてくれるのだけど、みかんがなかなかとれず。
ようやくとれてちょこんとのっけてくれた。
ありがとうとゆうとはにかむように笑ってくれた。
坊主頭の兄弟は二人揃って屋台の前でじいーっとお焼きが焼けるのを待ってた。
こどもって何からなにまで本物の佇まい。
正直で、やさしい、けど残酷で。
嘘がない子どもの勢いってすごい。
あつい塊みたいなエネルギーがある。
大人の力を奪ってるのは嘘だったり、取り繕うことをしようとするからだったり。
どんどんひ弱になるきがする。
どんとぶつかっていけ!わたしよ!と思う。
かき氷屋のあのこのはにかんだ笑顔を絶対に忘れちゃいけないなと思った。